目撃！にっぽん「原発7キロ “復興の町”」再放送と動画の見逃し配信

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2019年12月1日のNHK「目撃！にっぽん」は「原発７キロ　“復興の町”」が放送されました。

 

NHK 総合 12/01 06:10 目撃！にっぽん「原発７キロ　“復興の町”」 #nhkgtv #目撃にっぽん https://t.co/fLjEVMAADs

— NHK総合 (@NHK_GTV) 2019年11月30日

 

東京電力福島第一原発がある福島県の大熊町。
町の大部分は放射線量が今も高く、人が暮らすことはできない。

 

そのはずれ、原発から7キロのところにある一角に新しい役場と50戸の災害公営住宅が作られた。
4月この地区の一部で避難指示が解除され、約70人が移り住んできた。

 

しかし、そこは無人の町に囲まれ、周りにはスーパーも病院もない陸の孤島。

 

人々はなぜここで暮らすことを選んだのか？

放送
2019年12月1日(日) 午前6時10分〜

 

再放送
現在、再放送予定はありません。

 

見逃し配信
配信は終了しました。

 

「目撃！にっぽん」の再放送・配信についてはコチラでご確認ください。

2019年6月、いちはやく引っ越してきた67歳の千代子さん。
8年間避難してきた会津若松市から戻ってきた。
夫は去年がんでなくなり、一人きりでの帰郷。

 

スーパーまでは平日1日8本の町営バスで、10キロ先の隣町までいかないとない。

 

26歳の時夫と大熊町にカラオケスナックを開いた千代子さん
そのころ町には4基の原発が完成。雇用が生まれ、町は好景気に沸いた。

 

苦労して軌道に乗ったお店だったが、震災で一瞬で何もかも失った。
今も放射線量が高い地域にあり、間もなく解体される。

 

そんな千代子さんが大熊町に戻ってきたのはある一つの思いからだった。

 

帰る希望を失った人たちに大熊町で暮らしていけることをみんなに示したい。
第一陣となって、大熊町はいい町だよという町づくりをやりたい。
そう決意を語った。

 

一組の40代の夫婦をが新しく引っ越してきた
当面の課題は職探し。

 

「これからは避難者 被災者卒業」

 

この街に地に足をつけて生きていきたいと語る。

 

大熊町で育った76歳の男性
この年だからお金を貯めたってしょうがない
好きなように遊んで暮らしてきたが、実はある夢をもっている。
今は解体してしまった子供たちとの思い出が詰まっている昔の家。
いつか避難指示が解除される日がきたらいつかここにまた家を建てたいと考えている。

視聴して
東日本大震災から8年半、日々さまざまな出来事が起こる中で、被災地の現状を伝えるニュースや番組はどんどん少なくなっています。
それゆえ、今もこのように苦しんでいたり、日々さまざまな選択や不便を強いられながら暮らしている人がいることを忘れてしまいがちです。
だからこそ、現場に入り、このような被災地の現状やリアルな生活を伝えてくれるNHKのドキュメンタリーはありがたいです。
苦しみ悩みながらも前を向き歩んでいこうとしている姿に勇気づけられました。

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